住宅ローンの金利の種類について解説！それぞれのメリットとは？
住宅を購入する際、現金一括でお支払い！という方は少なく、住宅ローンを組んで購入される方がほとんどかと思います。
それでは住宅ローンを選ぶ際には、どこに注目すればいいのでしょうか。
それは「金利」です！
「金利」とは、住宅ローンの借り入れた金額に対して、支払う利息のことです。
住宅ローンは、借入金額＋金利を毎月お支払いする形になりますが、金利にもいくつかタイプがあるので、この支払金額が変わってくることになります。
それでは、以下で金利のタイプについて、メリットとデメリットを交えてご紹介します。
住宅ローンの金利の種類について：変動金利
変動金利は、適用される金額が変動するタイプです。
金利自体は低いタイプになりますが、金融機関が半年に一度(4月1日と10月1日)見直しを行うので、世間の金利変動の影響を受けやすいものになっています。
すなわち、メリットとデメリットが表裏一体で、世間的に金利が安くなっていれば返済額が減少しますが、逆の可能性もあるということです。
金利の動向に興味がある方や、ライフプランがこれから変わっていく新婚さんや若いファミリーは向いているタイプかもしれません。
住宅ローンの金利の種類について：固定金利
2年～10年など、一定期間の金利を固定するタイプです。
固定した期間は金利変動の影響を受けませんので、返済額もその期間中は変わりません。
しかし、固定期間が終了すると、期間の再設定か変動金利への変更かを選ぶ必要があります。
そのため、初回の固定期間のみではなく、その後の金利タイプがどうなるかまで確認する必要があります。
固定金利を選ぶ方で多いケースは、あと数年でライフプランが変わると確定している場合です。
たとえば、定年までのあと数年を固定金利で設定したい方や、お子さんの自立のタイミングにあわせて設定する方などが選ばれることが多いタイプとなります。
住宅ローンの金利の種類について：全期間固定金利
全期間固定金利とは、その名の通り住宅ローン完済までの全期間を、固定金利としたものです。
変動金利に比べると一般的な金利が高くなるというデメリットがありますが、その分世間の経済変動の影響を受けにくいメリットもあります。
借り入れた時点で返済額が確定できますし、月々の支払いも変動がないというメリットが大きいです。
家計の管理もしやすくなりますので、なるべくシンプルに返済プランを立てたいという方が選ばれる金利タイプとなっています。
まとめ
金利の種類について、3つに分類してご紹介いたしました。
金利の重要さについてご認識いただければ幸いですが、家選び自体と同じく、ライフプランにあわせたものを選ぶのが重要かと思います。
一生に一度の買い物と言われるほど、大事で長期間付き合っていくお家だからこそ、ご自身のライフプランとあった住宅ローンを選びたいですね。
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