住宅ローンをネット銀行で組む際のメリットとデメリットって何？
これまで銀行と言えば、街にある店舗へ行って手続きをするものが主流でした。
しかし、今はネット銀行を使うのが当たり前の時代になっていて、住宅ローンもネット銀行で組む方も増えています。
とはいえ、住宅ローンのような大切なものをネット銀行で組むのには不安がある人もいるでしょう。
むしろ、不安があるからこの記事をのぞいているはず。
今回は、ネット銀行で住宅ローンを組むときのメリットとデメリット、どういう人に住宅ローンが向いているかを紹介していきます。
住宅ローンをネット銀行で申し込むメリット
まず、住宅ローンをネット銀行で組むメリットとしては、金利や手数料が普通の金融機関よりも低い点が挙げられます。
なぜなら、ネット銀行は実際の店舗を持っていない分、運営費や維持費が安く済み、その分金利を安くできるのです。
さらに保証会社を利用していないので、保証料はかかりません。
そのうえ、こまめに繰り上げ返済ができるのも特徴です。
一部のネット銀行には、繰り上げ手数料が無料なところもあります。
ただし、安いのは変動金利の話であって、固定金利は普通の銀行と変わらないものが多いです。
もう一つのメリットは、金融機関に来店することなく手続きができる事です。
やり取りは基本的にメールや手紙で行うため、お店に来店する時間を作る必要はありません。
午後3時までに銀行に行かなければいけない、なんてことはないのです。
さらに、手続きに関して不安がある場合は、電話やメールでわからないところをサポートしてもらえます。
住宅ローンをネット銀行で申し込むデメリット
住宅ローンをネット銀行で組む際の大きなデメリット。
それは、審査が遅く厳しい点です。
ネット銀行は基本、メールでやり取りができますが、本審査やローン契約には郵送でのやり取りが必須です。
そのため、振り込みから融資までに時間がかかってしまいます。
これこそが、住宅ローンをネット銀行で組むデメリットです。
さらに、対面でやり取りをしない分、審査も厳しめです。
そのほかにも、住宅ローンの手続きの際に銀行に支払う事務手数料が高い点、必要な書類を自分で作らなければいけない点などがデメリットとして挙げられます。
どんな人が住宅ローンをネット銀行で組むのに向いているのか
住宅ローンをネット銀行で組む際のメリットとデメリットを見てきました。
では、どのような人が住宅ローンをネット銀行で組むのに向いているのでしょうか。
ネット銀行の大きなメリットは金利の低さです。
そのため、金利の低さを求めている人にはネット銀行がおすすめです。
また、ネット銀行は実際に来店する必要がないので、忙しくて銀行に行けない、そんな人にもおすすめです。
一方で、ネット銀行は審査に時間がかかってしまうので、ある程度の時間がかけられる人に向いているとも言えます。
まとめ
ネット銀行での住宅ローンは非常に便利ですが、メリットとデメリットがあります。
自分の事情がネット銀行に向いているのかどうか、よく見極めることが大切です。
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