収納率とは何かを把握して住宅の住み心地を比較しよう!
住宅のすべての床面積において、収納スペースがどのくらいあるのかがわかると、住み心地の良さを推測できるようになります。
収納率とは何を意味している言葉なのか、一戸建て住宅とマンションとで条件が異なるのかにも注目してみましょう。
すべての床面積に対する収納率の計算方法とは、どのように行われるものなのでしょうか。
収納率は一戸建て住宅とマンションで分けて把握しよう!
収納率とは、住宅の床面積における、収納のために利用する面積の比率を計算したものです。
マンションでは、8%~10%、一戸建てならば、13%前後が標準です。
住宅の収納率とは、環境と条件によって変動します。
一戸建て住宅は、中二階を設けたり、階段下を有効活用できる納戸に設計したりして、収納率を高くできるのが特徴です。
集合住宅のマンションは、必要最小限の間取りで設計されることが多いので、収納スペースは必然的に限られてしまいます。
住宅を販売する立場で語られる収納率と、入居して実際に暮らす人にとっての収納率は同じとは限りません。
数値だけで過大評価せずに、利便性を確認しましょう。
収納率の計算方法と住宅の施工スタイルの関係とは?
収納率の計算方法は、<収納率(%)=収納スペースの面積÷占有面積×100>です。
しかし、収納率の計算方法は、一つとは限りません。
不動産会社やハウスメーカーによって、計算対象が変わることがあるからです。
収納率を比較するときは、計算対象を把握する必要があります。
吊戸棚や床下収納を含めるかどうかがポイントです。
収納するためのスペースが、どれくらいの高さがあるのかに注目しましょう。
一戸建て住宅では、人間が入って作業できる高さのスペースを設計しやすいのが特徴です。
集合住宅のマンションは、それぞれが部屋単位と呼べる構造に設計されますので、階段下や中二階の施工は少なくなります。
収納率を計算するとき住宅で高さのない収納スペースを含めるか否か
押し入れや納戸のように、高さのあるスペースは収納面積に含めます。
問題となるのは、高さのない場合です。
吊戸棚や下駄箱、キャビネットは収納率の計算対象に含めないのが一般的ですが、収納力の高さをアピールしたい場合は条件が変わります。
収納率とは、数値が低いからといって利便性が高いとは限りません。
あくまでも、収納のために使える間取り空間の面積の比率です。
空間として認識されない吊戸棚や下駄箱、キャビネットや床下スペースは、高さが低く設計されています。
一戸建て住宅は、キッチンや畳の和室にも床下収納を増設工事しやすいこともポイントでしょう。
住宅完成時の収納率に計算されていなくても、収納力を高くリフォームできる可能性があります。
マンションは、最初の設計と施工が重要なので、内見や下見で魅力的な収納スペースが確保されているかに注目しましょう。
延床面積は設計図通りの数値のままですが、収納を目的にしたスペースの面積は設計図だけではわかりません。
まとめ
収納率とは収納のために利用する面積が重要ポイントなので、吊戸棚や床下収納を含めるかどうかで数値は変動してしまいます。
複数の住宅を比較するときは、同じ条件で計算することが大切です。
収納率を目安に比較しながら、住み心地の良い住宅を選びましょう。
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