マンションの購入時にはチェックを!資産価値と耐用年数の関係とは
マンションを購入するとき、住まいとしての快適さはもちろん、将来的に売却する可能性も考えておきたいものです。
しかし、たとえ新築で購入しても、価値は年々下がっていきます。
これは、耐用年数とともに、資産の価値が変化するからです。
耐用年数や、資産価値の変化について解説していきます。
これから買うことを考えている方はもちろん、売却を考える方もチェックしてくださいね。
新築マンションを購入しても資産価値は下がっていく
マンションは新築で購入しても、年々価値は下がっていきます。
将来売却しようと思っていても、いざというときには、思うような値段にならない場合もあります。
いつのまにか価値が減少すれば、不本意な価格でしか売却できません。
最初から売却を計画している場合は、売るときに資産としての価値がどれほどになるのか知っておきましょう。
マンションの購入時には耐用年数に気をつけよう
マンションは耐用年数に影響を受け、資産の価値が下がっていきます。
この年数は、建物の寿命のほか、減価償却が適用できる期間のことです。
不動産の価値を割り出す基準になります。
マンションでは経済的に、47年での価値は0円とされます。
これは減価償却が可能な期間という意味ですから、建物の寿命とは違います。
コンクリート造では、建物の物理的な寿命は100年以上といわれます。
そのため、47年を超えていても建物を利用すること自体に問題はありません。
また47年以上でも、建物に問題なく住んだり利用できたりするなら、価値が全くなくなることもありません。
しかし、この年数を考慮することで、不本意な価値での売買を避けられます。
購入するときは、経済的・物理的な年数に注意しましょう。
資産価値はどう変化する?マンション購入時に考慮すること
マンションの資産価値は、耐用年数とともに年々下落していきます。
しかし、下落率は一定ではありません。
資産としての価値は、新築で購入した場合1、2年でも10~20%ほど下落します。
築15年から20年で半分程度になり、その後はゆっくりと下降する傾向があります。
すべてにあてはまるとはいえませんが、一般的には新築でも中古でも月日がたつほど、価格は下がります。
価値を維持しつつ、もっとも売りやすく、また需要があるのは築10年くらいといわれます。
売却を考えるときの1つの目安として、覚えておきましょう。
まとめ
マンションの資産価値と耐用年数について解説しました。
売却する可能性があるなら、購入時に47年という年数を考慮するのが大切です。
資産の価値の関係をしっかり把握して、売買するときの参考にしてみてくださいね。
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