中古一戸建てを早く売却する方法!売却前に行う「インスペクション」とは?
統計局が2013年に住宅・土地統計調査をしたところ、日本の空き家数は約820万戸であり、5年前に比べて63万戸(8.3%)も増加しているのだそうです。
それもそのはず、空き家が増える背景には、新築の供給過多と中古市場の需給バランスをはじめ、相続問題や税制的な問題があり、なかなか処理しきれない実情があるものです。
今回は、兵庫県三田市で空き家になった実家を売却したいと考えている方に向けて、インスペクションの流れと売却前に実施して得られるメリット、「ひょうごあんしん既存住宅表示制度」についてご紹介します。
そもそもインスペクションとは?プロセスはどうなるの?
インスペクションとは、専門家が住宅の品質や実態の検査をし、評価することを意味しています。
健康診断の一戸建て版と考えると、わかりやすいのではないでしょうか。
インスペクションを行なっておけば、家の状態が詳しくわかるため適正な価格で査定してもらうことができます。
そして、瑕疵担保保険に入れるかどうかといった判断に役立てることができ、中古一戸建てを売却する際には大変有益となります。
インスペクションの基本料金の相場は、5~7万円ほどとなっています。
売却前にインスペクションを行うメリット
●買い手がすぐに見つかる可能性がある
家を売却する際できるだけ早く、そして高く売りたいという思いがありますよね。
売却前にインスペクションを行い、「インスペクション済物件」として売却することで買い手が早く見つかる可能性が高くなります。
●トラブル防止
売却した後住宅に欠陥が見つかり、購入者や不動産会社から修理費用を請求されたりするリスクが低くなります。
●診断結果によっては最初の査定金額より高く売却できる
インスペクションを行った結果、良い状態であることが分かった場合、最初に査定した価格より高く売却できる可能性があります。
「ひょうごあんしん既存住宅表示制度」の概要とは?
兵庫県には、「ひょうごあんしん既存住宅表示制度」という制度があります。
国が定めた既存住宅状況調査方法(インスペクション)の基準をベースに、既存住宅売買瑕疵保険の検査基準について確認済の物件を「ひょうごインスペクション」とします。
「ひょうごインスペクション」を行った結果、既存住宅状況調査方法の基準に適していれば、その販売広告などに「ひょうごあんしん既存住宅」である旨を表示することができますので、中古一戸建ての売却時にメリットとすることができます。
まとめ
いかがでしたか?
中古一戸建て物件は、希望価格ではなかなか売れないだろうし、あえてインスペクションを行なう意味はないのではないかと思いがちですが、決してそんなことはありません!
なぜなら、インスペクションを受けた物件であるとの「お墨付き」をもらっているだけで、購入希望者の訴求力を高める効果が期待できるからです。
また、兵庫県の実施する「ひょうごあんしん既存住宅表示制度」のような施策は、今後多くの自治体が採用していくこととなりますので、インスペクションの需要や関心が高まるでしょう。
私たち株式会社FReeY(フリー)では、売却査定も行っております。
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