三田市の防災対策は?学校の耐震化が完了して安全になりました!
兵庫県三田市は、六甲山の北部に位置する田園都市です。
エリア内は活断層がなく地震の被害は少ないと想定されていますが、未確認の活断層が存在するリスクは指摘されています。
その活断層が動けば、阪神・淡路大震災に匹敵する揺れが想定されているため、地震対策は市内全域で必須です。
そこで三田市では、子どもたちが多くの時間を過ごす学校施設の耐震化を推進してきました。
三田市の耐震化率は100%
三田市は1980年代より北摂三田ニュータウンを中心に人口が急増し、それにともなって多数の小中学校が新設されました。
2019年現在では、40の公立幼・小・中学校があります。
新設した学校の多くは新耐震基準のもとで建設されましたが、一部施設はそれ以前に建設された古い建物を有しています。
そのため2000年より耐震診断を実施し、2008年度までに小中学校の耐震補強工事がすべて完了しました。
そして2010年には、幼稚園の耐震診断および耐震化も完了しています。
全国水準よりも高い三田市の耐震化基準
●旧耐震基準の施設も改修済
三田市には1981年6月以前に建築・設計された、旧耐震基準の学校施設が23ヶ所ありましたが、2008年までに現行の耐震基準を満たし、補強工事も完了していることが確認されました。
2010年時点における全国の耐震化率は70%程度であったことから、全国的にも早い段階で安全性が確保された状況です。
●災害時の安全な避難場所になる
学校施設は、大規模災害が発生したときに「指定避難所」として、周辺住民の避難拠点になります。
避難所として開放される体育館等を含め、敷地内すべての建物について耐震化が実施されていますから安全性が高いです。
およそ5千人が1日過ごせる食料品の備蓄も進めていますから、防災マップで最寄りの避難所を確認しておきましょう。
●南海トラフ巨大地震が発生したらどうなる?
関西圏においては今後30年以内に、南海トラフ巨大地震の発生リスクが高まっています。
この巨大地震に見舞われた場合、三田市では震度5を超える揺れを想定しています。
新耐震基準は震度6〜7の揺れにも耐えられる設計ですから、三田市の学校施設は南海トラフ巨大地震が起きても倒壊リスクが小さいです。
まとめ
三田市が実施している、学校施設における耐震化の現状について紹介しました。
幼稚園や学校は、子どもたちが日中の多くを過ごす場所です。
三田市は全国的にも学校施設の地震対策に力を入れていますから、子どもたちが安心して勉強できる環境が整っています。
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