三世代家族の住宅とは:ユニバーサルデザインのポイント
「ユニバーサルデザイン」という言葉があります。
全ての人にとって使いやすい、分かりやすいデザインのことですが、ユニバーサルデザイン住宅とはどのような住宅なのでしょうか。
三世代皆が生活しやすいユニバーサルデザイン住宅とは
ユニバーサルデザインとは、子どもから大人まで、すべての人にとって分かりやすく使いやすいデザインをいいます。
障がい者や高齢者が暮らしやすいよう配慮するバリアフリーの概念を超え、すべての人が対象なのがユニバーサルデザインです。
住宅は一度購入すると一生その家に住む方が多く、そのうちこどもが生まれたり、自分が年を取ったりとさまざまなライフイベントがありますね。
親を呼び、子どもも含めて三世代で暮らすこともあるでしょう。
バリアフリー住宅というと特に高齢の方にとって暮らしやすいイメージですが、ユニバーサルデザイン住宅とはすべての人にとって暮らしやすい住宅を指します。
赤ちゃんからお年寄りまで、三世代すべての人にとって安心して暮らせる家を最初から目指せれば、後で老化に合わせた改修工事が必要になって慌てるということもありません。
それでは、三世代が暮らすユニバーサルデザイン住宅は、どんなポイントに気をつければよいのでしょうか。
三世代が住むユニバーサルデザイン住宅のポイント
三世代揃って暮らすことを見据えてユニバーサルデザイン住宅を建てる際、気をつけるべきポイントは以下の通りです。
<ドア周り>
家の玄関、室内のドア含めて、できるだけ引き戸にしましょう。
開き戸はスペースが必要なため、ドアの開け閉めの力加減が難しい小さなお子さんでは、思い切り動かして人に当てたり、自分の指を挟んだりする可能性があります。
引き戸であればドアがスライドするトラック分のスペースだけしか動きませんし、勢いよく動かしても最後にゆっくり閉まる機構があったり、小さな子どもの指を巻き込まないよう覆いがかぶせられたドアもあります。
引き戸であればドアの前での車いすの取り回しも、余裕を持ってできます。
<床>
部屋と廊下のつなぎ目をなくし、1階、2階など各フロアごとにそれぞれオールフラットの床にしましょう。
つまずく部分をなくすことは、こども、高齢者共に転倒の危険を減らします。
<手すり>
廊下、階段、玄関脇、トイレ等に、手すりを付けるか、手すり用の下地をあらかじめ打っておきましょう。
手すりは人の体重を支えるため、壁に下地がないと壁ごとはがれて壊れる可能性があります。
今はデザイン的に手すりをつけたくないと思っていても、必要になった時につけられるよう、新築時に下地を打っておくことがユニバーサルデザインのポイントです。
<車いす利用も可能な広さに>
玄関までのアプローチや廊下、そしてトイレなど、車いすでも通れるように一定の幅や広さを確保しましょう。
お風呂場も一定の広さを確保するだけでなく、すべりにくい床材にすると三世代の誰にとってもありがたいですよね。
まとめ
ユニバーサルデザイン住宅とは、バリアフリーと異なり、誰にとっても使いやすく分かりやすい住宅のことです。
三世代揃って暮らすのにも、夫婦だけで暮らすのにもおすすめの視点ですから、ぜひマイホーム購入の際には確認してみてくださいね。
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