不動産がなかなか売れない理由!よくある原因と対策をご紹介
不動産がなかなか売れない理由を知っていれば、売却するための対策をとれます。
売り出しから半年以上たっても、売却が進まないようであれば、まずは原因を把握するのが大切です。
不動産売却は日常で聞き慣れない言葉が多く、専門性の高い分野ですが、売却活動では売手側の知識も重要ポイント。
不動産売却における、「問い合わせがこない」「内見後に契約できない」「需要がない」について、理由と対策をみていきましょう!
不動産の問い合わせすらこなくて売れない理由は、見直しすれば迅速に改善できるかもしれません。
対策と併せて3つの理由を解説するので、ご自身のケースに当てはめてくださいね。
▼広告が十分でない
対策:広告媒体や間取りや写真を見直す
買手が問い合わせしたいと思えるような広告か、まずはチェックしましょう。
間取り図が見にくかったり、そもそも載せていなかったりするかもしれません。
物件の内外がよくわかる写真を載せているかも大切で、近年は動画のニーズも高いので、担当者に相談するのがおすすめです。
また、売却物件に適した客層へのアピールや周知をできているか、掲載先サイトやチラシの部数と配布エリアなどを担当者に確認しましょう。
全国の不動産業者が閲覧できる「レインズ」への掲載についても、担当者に尋ねてみるとよいでしょう。
▼売り出し価格が適正でない
対策:競合物件や周辺エリアの価格をチェック
売り出し価格が高すぎて問い合わせがこないケースもあるので、競合や相場に適した価格設定になっているか確かめてくださいね。
同じエリアの似たような築年数や面積の物件が、自身の住宅より安価で売り出されていれば、多くのケースで購入者は価格の低い物件へ興味を抱くでしょう。
不動産の購入では、さまざまな条件のうち、「価格」の占める割合がかなり大きいと予想されます。
売りたい価格ではなく売れる価格を意識して、売り出し価格を設定してくださいね!
▼囲い込みされている
対策:売却活動とレインズ登録の報告・確認
囲い込みされていると、購入希望者があったとしても、問い合わせすらないような報告が続きます。
囲い込みとは、自社のみで買手を探そうとする手段で、別の不動産業者から紹介された買手の問い合わせに応じない状況です。
囲い込みで契約が成立すると、不動産業者は売手と買手の両者から、仲介手数料が入ってきます。
契約方法で「専属専任媒介契約」か「専任媒介契約」を結んでいる際に、発生しやすいトラブルです。
自社の利益ばかりを追求する、一部の心ない業者だけの行為ですが、念のため「囲い込み」の有無もチェックしましょう。
囲い込みのチェック方法は主に以下の2パターンです。
・レインズ登録の有無
・活動報告書の確認
不動産業者がきちんとレインズに登録していれば、登録証明書のIDとパスワードが発行されています。
IDとパスワードを使って、レインズの取引情報が「公開中」になっているか確認しましょう。
また、専属専任媒介契約では週に1回以上、専任媒介契約では2週に1回以上で、不動産業者は売手に活動報告をする義務があります。
活動報告書の内容から、囲い込みそのものを見つけるのは難しいかもしれませんが、担当者の熱心さや信用度をはかれるので、ぜひ覚えておきましょう!
不動産を内見まではしてもらえるのに、契約にいたらず売れないケースにも、やっぱり理由があります。
適した対策を実施すれば、内見までこぎつけているぶん、売却できる可能性は高そうです!
内見してもらえるのに売れない理由と対策を3つみていきましょう。
▼掃除や整理整頓ができていない
対策:きれいに片づける
掃除や整理整頓ができていないと、購入希望者の家に対する印象が悪くなります。
第一印象になりやすい玄関と、目に付きやすい水回りを中心に、ポイントをおさえた掃除をしておきましょう。
引越し後に使わない家具などは早めに処分して、季節ものなどの荷物をトランクルームに預けておくと、お部屋がスッキリして好印象になりやすいです。
また、匂いに気を配るのもおすすめで、内見前に換気をしたり、消臭剤を活用したりするなど工夫しましょう。
自宅の匂いは自身では気づきにくいので、やりすぎるくらいしてちょうどよいかげんかもしれませんよ!
▼内見時の対応が悪い
対策:購入希望者の立場になって迎える
気がつかないうちに購入希望者への対応が悪くなっており、契約に結び付かないケースもあります。
売却したい気持ちが先走り、自身ばかりがおしゃべりして、購入希望者が口をはさめないような事態には要注意です。
子どもやペットがいると購入希望者が集中して内見できないだけでなく、売手側もうまく説明できないかもしれないので注意しましょう。
きれいなスリッパを用意したり、内見後にくつろいだ雰囲気で、質疑応答できたりするような環境を、整えておくのもおすすめです。
▼汚れや傷が目立つ
対策:修繕やリフォームを検討する
あらかじめ告知していない汚れや傷があると、購入希望者の印象を悪くするかもしれません。
経年劣化によりどうしようもない箇所はしかたないにしても、ちょっとした修繕できれいになるなら、お手入れしておきましょう。
また、水回りの古さから断られるケースが多いようであれば、思い切ってリフォームする方法もあります。
売却価格や状況と照らし合わせて、リフォームやリノベーションを検討するのもおすすめです。
不動産の需要がないケースではどんな理由があるのか、売れないときの対応と併せて最終確認です!
人口が減少し続けている地域や、生活利便性の悪いエリアでは、住宅の需要がない可能性が高いです。
Iターンなどによる田舎暮らし事業を、積極的に推進している自治体でもない限り、地方の物件はなかなか購入希望者が現れにくいでしょう。
売れない理由と対策について検討・実施し、担当者も丁寧に仕事に向き合った結果、売れないのであれば「買取」を考えてみるのがおすすめです。
買取は、不動産業者が買手となってくれるので、購入希望者を探したり待ったりしなくてすみます。
仮に通常の売却をしないのであれば、自宅を片づけなくても、そのまま買い取ってもらえますよ。
また、業者が買手だと売却後の保証も必要ないので、瑕疵への責任に対する不安も軽減されるでしょう。
買取価格が市場価格より低めになってしまいますが、仲介手数料が発生しないのも特徴です。
一般的な売却と違って確実に買取ってもらえるので、引越しや住み替え、資金などの計画を立てやすいのもメリット!
売却について不動産業者に相談する際に、需要についても入念に説明を受け、エリアによっては、当初に通常売却か買取かを検討するのもよさそうです。
特に早く処分したかったり、時間がなかったりするのであれば、買取はおすすめの売却手段ですよ!
不動産が売れない主な理由の所在は、大きく分けると「物件本体」「売手」「仲介会社」の3つにわかれます。
売手に関する売れない理由については、原因を知っていればすぐにでも改善できるでしょう。
物件本体や仲介会社についても、知識があれば対策を講じられるので、売却できない理由をまずは知ることが大切です。
立地や物件によっては、買取という手段も効果的であると覚えておいてくださいね。
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