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不動産売却では家具と家電はどうしたらいいの?

不動産のこと

福田 善行

筆者 福田 善行

不動産キャリア17年

【不動産】家を売るとき買うときはFReeYへ!

不動産売却では家具と家電はどうしたらいいの?

今回は不動産の売却を検討している方向けに、家具と家電はどうするのかについてご紹介していきます。
家具や家電を残した状態で売却する方法とはなにか、また安く処分する方法とはなにか、確認していきましょう。
不動産の取引にはさまざまな手間がかかるので、ぜひ事前に検討しておきたいですね。

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不動産売却において家具と家電を残して売ることは可能なのか

不動産売却において家具と家電を残して売ることは可能なのか

不動産売却では、家具や家電はすべて撤去した状態で引き渡すのが基本です。
不要だからとはいえ、置いていってはいけないことになっています。
これは多くの買主がすでに家具家電を所有しているか、入居のタイミングで購入する可能性が高いからです。
また価値のある家具や家電を残しても、売却価格が高くなることもほとんどありません。
ただし買主から希望があった場合は、残して売ることもできます。

家具や家電を残して不動産売却をすると起こることとは

もし家具や家電を残して売買活動をすすめると、内覧時の印象を下げる恐れがあります。
古い家具や家電によって生活感を感じさせてしまったり、ごちゃごちゃとした印象になり、購入に至らなかったりする可能性が上がるのです。
そのため不動産売却を決めたら、家具や家電を処分して内覧をしてもらうほうが、部屋がより広く見える効果もあり、印象に残って売れやすくなるでしょう。

家具や家電を残して不動産売却するメリット

清潔で新品に近い状態の家具や家電があり、買主が購入の手間を避けたいと考える方の場合、メリットにつながる可能性もあります。
たとえば高級な食器棚や壁掛けのテレビなど、新品にこだわらない方が買主の場合は、歓迎されるかもしれません。
とくにエアコンは本体価格が高く、設置に手間もかかるので、歓迎されやすい傾向です。
同様に照明も、残しておくと引っ越してすぐに明るさのあるなかで生活がスタートできるため、プラスになる可能性があるでしょう。

あわせて読みたい|一戸建てが売れる期間はどれくらい?早期売却のポイントも解説

不動産売却で家具と家電を残して売却する方法とは

不動産売却で家具と家電を残して売却する方法とは

家具や家電が残った状態で家を売る一般的な方法とは、売主が処分費用を負担して売却する方法です。
たとえば家具や家電の処分に50万円かかるのであれば、売主はその50万円を支払うか、不動産の費用から50万円をマイナスして、売却をします。
ただしこの方法は買主にとって、新生活を始めるまでに必要ない家具や家電を処分する手間と時間がかかってしまうことになるので、喜ばれません。
購入希望者にとって、面倒に感じる項目になってしまうでしょう。
できるだけスムーズに不動産売却をおこないたい場合には、売主が事前に処分してしまうほうがおすすめです。

不動産売却する買主から家具や家電を残してほしいと希望がある場合

もし買主から家具や家電を残してほしいといった希望がある場合、何を残していくかを買主と売主で話し合います。
話し合いをしていくなかで、買主に引き渡す設備を取り決めて、「付帯設備表」を作って確認できるようにしましょう。
この表には付帯設備に何があるのか、故障や不具合の状態はどうかなどを項目ごとに記載していきます。
主に「主要設備」と「そのた設備」の2つに大きく分けられており、主要設備は給湯関係や水廻り関係の設備、そのた設備は照明関係や収納関係の設備などです。
給湯関係とはたとえば給湯器やバランス窯などのことで、水回り関係は流し台やコンロ、浴室のシャワーや鏡などが含まれます。
また冷暖房機や24時間換気システム、インターホンなどの設備も、主要設備に含まれています。
次の「そのた設備」とは照明器具や食器棚、下駄箱、網戸や雨戸などです。
主要設備は基本的に生活に欠かせない設備のため、買主への引き渡しが一般的ですが、そのた設備に関してはそれぞれの買主の希望によって異なります。
売買契約締結時までに、調整して決定していきましょう。

付帯設備と瑕疵担保責任とは

付帯設備はあとから故障などが見つかると、瑕疵担保責任の対象になります。
瑕疵担保責任とは、売却時に気が付かなかった故障などに対して、売却後も売主が責任を負うルールのことです。
ただし備え付けでない主要設備以外の設備、つまり家具や家電などは瑕疵担保責任の対象外です。

必読|所有する駐車場を手放したい!不動産取引の流れや売却の際のポイントとは?

不動産売却で家具や家電を安く処分する方法とは

不動産売却で家具や家電を安く処分する方法とは

それでは最後に、安く家具や家電を処分する方法とはなにか、ご説明していきます。

自治体の粗大ゴミに出す

まずは粗大ごみとして自治体に出す方法です。
自治体ごとに料金は異なりますが、比較的安く利用できます。
ただしサイズが大きすぎる家具や家電は引き取ってもらえませんので、注意が必要です。
また回収してもらうためには、自力で外まで運び出す必要もあります。
車がある場合は自治体の粗大ごみセンターに事前に連絡し、自分で持ち込む方法もあります。
この場合処分手数料を減額してくれたり、免除してくれたりするのでお得です。

不用品回収業者へ依頼する

専門の不用品回収業者に依頼して、指定日に回収に来てもらう方法もあります。
回収は有料ですが、自宅の中まで取りに来てくれて運んでくれるので、自分たちでできない大きな家具や家電には有効な方法です。

リサイクルショップに買い取ってもらう

まだ使えるような家具や家電の場合、リサイクルショップに買い取ってもらえば、ちょっとしたお金になる可能性があります。
しかし汚れたものや古すぎるものは買い取ってもらえないため、事前にそのまま引き取ってもらえるのか確認し、無理ならほかの処分方法を検討しましょう。
リサイクルショップは持ち込みのことが多いですが、出張買取をしてくれる店舗もあります。
出張費・査定量・搬出代金・キャンセル料などは店舗によりさまざまなので、利用しやすい方法で選択すると良いですね。

オークションサイトやフリマサイトで売る

家具や家電をお金に換えるなら、アプリなどを活用したオークションサイトやフリマサイトで売る方法もあります。
この場合も傷や汚れが少ないものや、新しいものが売れやすい傾向です。
説明書やパッケージなどが揃っていると、高額になる場合もありますよ。
利用の際には送料を計算に入れて、価格を設定するように気を付けましょう。
ただし出品の手間や発送作業の手間がかかりますので、たくさんの家具や家電がある場合には不向きです。
またすぐに売れるかどうか、必ず売れるかどうかもわからず、売れ残る可能性も考慮しておきましょう。
最近では個人間譲渡サイトもあり、無償で譲渡する方法もあります。
これも安く処分する方法の1つです。

引っ越し業者に依頼する

引っ越し業者の中には、不用品の引き取りや処分サービスをおこなっている業者もあります。
引っ越し作業の当日に、荷物と別に運び出してくれるので手間がかからずに処分可能です。
ただし引越し代とは別に費用がかかることがほとんどなので、注意しましょう。
またその対応をしてもらえるか、事前に確認して引っ越し業者を決める必要もあるでしょう。

NPO法人や各種団体への寄付

NPO法人などのなかには、家具や家電を募っている団体もあります。
そのような団体に、寄付をする方法もありますね。
どのようなものを必要としているか、受け取れないものは何かなど、各団体の詳細をホームページなどでよく確認し、必要な手続きをおこないましょう。

要チェック|オススメ物件特集ページ

まとめ

不動産売却において家具と家電はどうするのか、安くできる処分方法とはなにかについて、ご説明しました。
できるだけ家を空にして、不動産売却をするのが基本です。
不動産売却前に、対応方法をよく検討しておきましょう。

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