マイホームに住みながら不動産売却するメリットと注意点
目次
マイホームなどの不動産売却を考えると、「住みながら売却活動はできる?」との疑問に行き着くかもしれません。
今回は、住みながら売却することは可能なのか、どんなメリットがあるのかを解説します。
住んだままでも早期売却を実現するポイントや対策もご紹介しますので、空き家にして売るか迷っている方も必見です。
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弊社へのお問い合わせはこちら「住みながら」の不動産売却は可能?「空き家状態」とどっちが売りやすい!?
住んだままマイホームは売却可能?
住みながらマイホームを売ることが可能なのかの答えは、「YES」です。
実際に、自宅に住みながら、その家を売るケースは珍しくありません。
一般的には、売買契約を締結した後、1週間ほどで引き渡しをおこないます。
買主に引き渡す前日までに引っ越せばよいわけですが、住みながら不動産を売る場合は、急いで仮住まいを探し、引っ越し作業に迫られることもあります。
そのため、買主との交渉ができれば、引き渡し日を契約の1カ月後や3カ月後、6カ月後にすることも可能です。
多くの方が住みながらの不動産売却を実現されていることを知ると、スケジュール的にも不可能ではないと感じられますね。
「空き家状態」とどっちが賢い選択?
不動産売却を検討している方は、「空き家にした方が売れやすい」と耳にされたことがあるかもしれません。
しかし、「住みながら」ならではの利点も多くあります。
まずは、「住みながら」と「空き家状態」にする場合のそれぞれの特徴と違いを知っておくことが大切です。
「空き家状態」にして売る場合、当然、家のなかは何もない状態となります。
そのため、床面の露出が多くなった室内は、広く印象づけることが可能です。
また、不動産会社にカギを預けて頼んでおくことで、いつ内覧希望者が現れても、日程調整をせずに見学してもらえます。
売主が立ち合いのために、外出を控える必要もありません。
これらの特徴もあって、「空き家にした方が売れやすい」といわれますが、「空き家状態」にすることのリスクもあるのです。
たとえば、人が住まなくなった「空き家状態」では、家は急速に劣化が進みます。
もちろん定期的に訪れて、掃除や換気は必要です。
さらに、不動産の売り出しが長引き、6カ月以上になると、メンテナンスの可能性もみておかなくてはなりません。
そのため「空き家状態」にする場合は、劣化をする前に売ってしまおうと、値下げしすぎないことも注意点です。
一方、「住みながら」の場合は劣化の心配も薄らぎますし、広く見せる効果は「空き家状態」に軍配が上がりますが、見学者からすると「住みながら」の方が家具を配置したリアルな暮らしをイメージすることが可能です。
「住みながら」の不動産売却には、ほかにもメリットがありますので、次でさらに詳しく見ていきましょう。
資金面で有利!?住みながら不動産売却するメリットとは
資金を確保しやすく計画も立てやすい
マイホームの住み替えをする場合、「売り先行」と「買い先行」という2つの方法があります。
「買い先行」とは、まず住み替え先となる新居を先に買ってから、今住んでいる不動産を売ります。
「売り先行」の場合は、まず、今住んでいる不動産を先に売ってから、住み替え先となる新居を購入する流れです。
住みながら不動産売却する場合は、「売り先行」にあたります。
売り先行の大きなメリットとして、手元に資金が確保しやすいこと、そして、資金計画が立てやすいことが挙げられるでしょう。
先に不動産を売る「売り先行」では、新居の購入前に、売却代金が確定します。
そこで住宅ローンを完済できるかが明確になります。
売却益で住宅ローンを完済させ、残った売却益を住み替え先の新居の購入資金に充てるというパターンが、よくおこなわれるケースです。
このように、「売り先行」で住みながらおこなう不動産売却では、お金の流れがみえやすいため、住み替えの資金計画も立てやすいのです。
とくに、自己資金が十分でない場合は、売ったことで、新居の購入資金を増やせることも魅力的なメリットですね。
「売り先行」で住居費が二重にかからない
買い先行で住み替え先を購入する場合、新居に住みはじめてからも、旧居が売れるまで、両方の家にローン返済がかかります。
不動産が売れるまでに時間がかかれば、その間、ダブルで住居費もかかっている状態です。
一方、住みながら不動産売却する場合は、二重にローンがかかる不安がなく、結果的にダブルで支払うよりも安く済ませられる可能性があります。
売却活動中にかかるコスト面でも、売り先行には有利なメリットがあるといえますね。
購入検討者に直接アピールする機会がある
家の魅力を知っているのは、その不動産の持ち主である売主です。
住みながら売る場合は、内覧の際に、見学にきた購入検討者と、直接会って話せる機会があるのがメリットです。
不動産会社も、専門家の目線から家の魅力を伝えますが、さらに、売主から"住んでいるからこそ知っている物件のよさ"を伝えられたら、購入検討者にとって説得力のある情報となるでしょう。
さらに、「どんな人物が住んでいた家なのか」をポイントにする買い手もいますから、直接、売り手の人柄を知ってもらえるのもメリットですね。
住みながら不動産売却を成功させるための注意点と対策
生活感を出さない「内覧」が成功のカギ
不動産を早期売却に導くには、「内覧」が大切です。
しかし、住みながら売る場合は、今現在、生活している家のなかを見せることになるので、その分、細やかな気遣いをすることが注意点です。
ポイントは、生活感を出さないこと。
たとえば、見学者の目に映る場所に日用品が転がっていたり、洗面所やトイレなど水まわりの清潔感が欠けていたりなどは注意点です。
部屋に入ったときの第一印象を損ねては、売却成功が遠のきます。
毎日、暮らしている場所なので、生活が垣間見えるのは自然でもありますが、生活感を感じさせないひと工夫が成功のカギとなるでしょう。
今すぐ取り組める!「内覧」対策と注意点
住みながらの内覧を成功させるコツを解説します。
まず、準備段階では「掃除」「片付け」が肝です。
注意点になるポイントは、不要なものを捨て、必要なものを見えないところに片付けることです。
そうすることで雑然とした住空間では気づかなかった汚れにも気づき、より美しい印象の家に近づくでしょう。
同時に、内覧でよくチェックされる水まわりもしっかりお手入れしておきましょう。
また、準備期間に見学にきた内覧者に渡す資料を作るのも手です。
新築の不動産では、設備や仕様を書いたパンフレットがあります。
同じような資料に、間取り図なども書かれてあれば、内覧者の印象をアップするだけでなく、具体的に検討してもらえるきっかけになるかもしれません。
内覧は、週末に希望されることが多いです。
当日は、見学しやすいように室内の照明をすべてつけて、スリッパを用意してお迎えしましょう。
内覧者に挨拶をしたら、あとはその場を離れます。
もし内覧者が価格の話をしたくなった場合に、買い手と不動産会社とが話しやすい状況をつくっておくと、タイミングを逃しませんね。
引っ越し先のリサーチも準備のひとつに!
無事に、売却が決まったら、引っ越しが控えています。
注意点として、引っ越し先が見つからないまま引き渡しになると、ホテルの利用などの余計な費用もかかってしまいます。
できれば、売り出し中に、引っ越し先のリサーチもしておくと安心ですよ。
まとめ
住みながら不動産売却する場合のメリットや注意点などを解説しました。
資金に余裕がある場合は「空き家状態」での売り出しもおすすめですが、ローンの完済に売却益を活用できる「住みながら」も多くの人が選択しています。
ぜひ、ご家族にあった方法をご検討ください。
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