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高値で売却できる?!不動産オークションを知って賢く活用

不動産のこと

福田 善行

筆者 福田 善行

不動産キャリア17年

【不動産】家を売るとき買うときはFReeYへ!

高値で売却できる?!不動産オークションを知って賢く活用

不用品をネットオークションやフリマアプリで気軽に売り買いできる時代。
不動産の売買にもオークションがあるのをご存じですか?
今回は「公平な不動産売却がしたい!」「手持ちの不動産をできるだけ高く売りたい!」という方に向け、不動産オークションについて解説します。
不動産オークションと混同しやすい競売との違いをはじめ、不動産オークションならではのメリット、気をつけたいデメリットをわかりやすくまとめてみました。
不動産の売却にご興味のある方は、ぜひ検討材料の1つとして参考にしてみてください。

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知って納得!不動産オークションでの売却と競売の違いとは?

知って納得!不動産オークションでの売却と競売の違いとは?

不動産オークションというと競売を思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし不動産取引においてオークションと競売は、まったく別物です。
そもそも競売とは債権者が住宅ローン返済できなくなった場合に金融機関が裁判所に提訴し、強制的に不動産を売却する制度で、売却の利益は持ち主には渡りません。
それに対して不動産オークションは売却主が自らの意思で不動産を売却する制度なので、不動産をお持ちの方なら誰でも自由に利用でき、売却の利益も当然売却主に渡ります。
不動産取引で競売というとネガティブなイメージを持たれるかもしれませんが、不動産オークションは前向きに検討できる制度ということなのですね。
そのため冒頭でご紹介したように、手持ちの不動産をできるだけ高く売りたい方などは不動産オークションを上手に活用したいものです。

不動産オークションで売却する際の流れと入札方法

不動産オークションと競売の違いがわかったところで、不動産をオークションで売却するための大まかな流れを確認しておきましょう。

●①不動産オークションに出品する物件の情報を整理する
●②参加する不動産オークションサイトを選定・出品する
●③落札希望者による入札を待つ
●④もっとも高い金額で入札した買主により落札される


また不動産オークションの入札方式は以下の2種類から選べるので、不動産の種類やコンディション、売却時期や状況に応じて選択しましょう。

競り上がり方式
提示された最低売却価格から入札によってどんどん価格が上がっていく方式です。
通常のネットオークションと同じように、落札したいと考える人は何度でも入札できるため「この不動産が欲しい!」と思う人が2人いれば、両者が競り合って売却価格がぐんぐん上昇していきます。
状況によっては想像以上の高値で売却できることもあるので、ある程度の需要が見込まれる不動産なら、競り上がり方式を採用してみるのもいいでしょう。

ポスティング方式
競り上がり方式に対して、落札希望者が1人1回のみ入札可能な方式です。
ポスティング方式では、売主があらかじめ設定した最低価格をクリアすることを目標とするため、予算の上限ラインを入札することが求められます。
ほかの落札希望者より高値をつけ、なおかつ最低価格をクリアした場合に不動産を落札できるというわけですね。
こちらはおもに、質の高い物件をより高く売却したい場合に効果的な方式とされており、需要が望みにくい中古物件などを出品しても売れ残るケースがあるので注意が必要です。

不動産オークションで売却するメリットとは?

不動産オークションで売却するメリットとは?

不動産オークションの概要がわかったところで、不動産オークションを利用して不動産を売却するメリットを見てみましょう。

メリット①手持ちの不動産を高値で売却できる

やはり不動産オークションの最大のメリットといえは、不動産会社の仲介を通して売却するより高値で売却できる可能性が高いということでしょう。
通常のネットオークションと同様に、落札したい人が多ければ競争が生まれて価格がどんどん上昇することも少なくありません。
なかには落札しようと落札希望者同士でヒートアップし、予算をオーバーして落札してくれることも。
このメリットは、通常の不動産売買では味わえない醍醐味かもしれませんね。

メリット②希望の売却期間が決められる

不動産オークションでは入札期間を自由に設定できるので、希望の期間内で売却することが可能です。
不動産会社の仲介によって不動産を売却する場合、買い手が見つかるまでどれくらいかかるか見通しが立たないことも。
また条件交渉などが長引いた末、破談となって1から買い手を探すことになれば、さらに売却活動が長期化する懸念もあります。
転勤や離婚などの事情があって早急に不動産を売却する必要がある場合は、不動産オークションによるスピーディな売却を検討するのもよいでしょう。

メリット③買い手の幅を広げられる

ネット上に物件情報を載せて買い手を募る不動産オークションは、広範囲に物件情報を周知できるメリットがあります。
特定の不動産会社に仲介を依頼する場合、限られた範囲で営業活動を行うことが多いため買い手の幅も自ずと狭まります。
その点、不動産オークションなら不動産を探している人がダイレクトにアクセスできるため、潜在的かつ有力な買い手に向けてアプローチできる確率が上がるというわけです。

不動産オークションで売却するデメリットとは?

不動産オークションで売却するデメリットとは?

続いて不動産オークションで不動産を売却するうえで気をつけるべきデメリットも、しっかり確認しておきましょう。
高額なお金が動く不動産売却だからこそ、心得ておきたいポイントに絞ってご紹介します。

デメリット①入札者が現れないこともある

不動産オークションでは、落札希望者が1人以上現れることが売却の条件となります。
しかし落札希望者がまったく現れず、売却に至らないケースも多々あるようです。
不動産はとても高価な買い物となるため、ネットでたくさんの人の目に触れても入札するまでに至らないケースも多いでしょう。
不動産をオークションで落札するというのは、まだまだ一般に浸透しているとはいえず、不特定多数の人にアピールしてもなかなか効果が出にくいのが現状です。
さらに不動産取引する人のなかには「売却も購入もなじみの不動産会社に仲介してもらうのが安心」と考える人もまだまだ多いのかもしれません。
また、たとえ落札されたとしても価格が思うように上がらず、想定よりだいぶ安値で売却しなければならないこともあります。

デメリット②さまざまなトラブルが想定される

不動産オークションに出品するには、オークション運営会社のサイトを利用しますが、なかには悪質な運営会社もあるので要注意です。
たとえば不動産オークションの成約後、高額な費用を請求されることも。
さらには利用者の個人情報を集めるためだけのダミーサイトもあるので、不動産オークションサイトを利用する際は慎重に調査することが重要です。
また通常のように不動産会社が仲介しないことで、落札者から直接クレームを受けてトラブルに発展することもあります。
不動産会社のノウハウによってスムーズに対応できる問題でも、個人間でトラブルを解決するのはたいへんな労力を要するので心しておきましょう。

まとめ

不動産オークションと競売の違い、さらに不動産オークションのメリット・デメリットはおわかりいただけましたか?
不動産オークションは通常の売買より高値で売却できる可能性が高い反面、トラブルなどのリスクもそれなりにあるようです。
また不動産の種類や築年数などによっても向き不向きがあります。
今後、不動産の売却をお考えの方は、利用する・しないに関わらず1つの選択肢として覚えておくといいかもしれませんね。

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