売却する価値あり?今ブームになっている古民家の魅力とは
最近の古民家ブームにともない、あえて古い住宅に移り住む方が増えています。
不動産売却においても古民家の魅力が見直されているので、売却予定の物件が古民家と呼べるレベルの古さなら、逆に価値があるかもしれません。
この記事では古民家の売却をテーマに、古民家の価値や魅力、ブームになっている理由などをお伝えします。
不動産売却を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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弊社へのお問い合わせはこちら古民家を売却すると思わぬ価値が?
売却する不動産が築浅でも古民家でも、できるかぎり高く売りたいと思うのが本音です。
不動産の価値というのは、立地や間取り、建物のグレードのみで決まるのではなく、社会情勢やブームによっても変わります。
住宅でも西海岸風やブルックリンスタイルがブームになったとき、似たようなテイストを選ぶ施主が多くいました。
そのため、中古物件でも西海岸風やブルックリンスタイルの住宅はスピーディーな売却が見込め、価値ある物件として取り扱われていたのだそうです。
その一方で、最近は古民家カフェや古民家暮らしがブームになっています。
雑誌やテレビでスローライフや田舎暮らしが特集され、現代の生活のなかでは得られにくい、安らぎや癒しを求める方が増加中です。
その証拠に、「古民家カフェ」や「古民家喫茶」、「古民家ブティック」というお店を見かけたことが1度はあるのでは?
一見すると古民家にマッチしにくいカフェやブティックですが、伝統的な建築方法や使用している素材(柱や壁など)がどのようなお店にも不思議となじんでくれるのです。
また古民家と聞くと一戸建てをイメージしがちですが、古いマンションである「古マンション」もブームになっています。
ちなみに、マンションが日本で普及したのは昭和40年代です。
そのころはマンションの建築工法が統一されていなかったため、外観や間取りなど、建築家や設計士の個性が目立っていました。
エリアによっては築年数がかなり経過しているにもかかわらず、高い価格で売りに出されていたり、割高な賃料で貸し出されていたりします。
今まではそのような物件は買い手(借り手)がつきませんでしたが、最近の古民家や古マンションのブームで物件の魅力や価値が見直され、トレンドが変化しつつあるのです。
さらに古民家や古マンションは売却後、リノベーションすれば住める物件も多くあります。
リノベーションは自由度が高いため、自分の好きなデザインをとことん追求することが可能です。
そのためあえて古い住宅を購入し、リノベーションして売却する投資家も多くいるでしょう。
売却する前に知っておきたい古民家の定義と魅力とは?
売却する不動産が古いと、「これは古民家に該当するのか?」と疑問に思う方もいるかと思います。
そもそも古民家に明確な定義はなく、以下のような住宅を古民家と呼ぶのが一般的です。
●建築後50年以上が経過した住宅
●日本の伝統的な建築工法、木造軸組構造を用いた住宅
●茅葺屋根や草葺き屋根、瓦葺き屋根を使用した住宅
●土間がある住宅
●太い柱と梁を持つ住宅
上記にあてはまるものを一般的に古民家と呼び、国が制定する文化財登録制度では、建築後50年以上というのが条件になっています。
古民家には具体的な定義がないものの、茅葺屋根や草葺き屋根、土間や太い梁など、日本の伝統的な住宅というのがよくわかりますね。
売却する不動産が古民家に該当するか否かは、上記を参考にするといいでしょう。
今ブームの古民家暮らし!売却予定の古民家が持つメリットやデメリット
売却予定の不動産が古民家に該当するなら、最近のブームにより希少価値のついた住宅になるかもしれません。
その理由は、古民家のもつメリットにあります。
世代を問わず人気
古民家は、最近の新築住宅にはない古い趣が魅力です。
アンティーク家具やヴィンテージインテリアがマッチするため、若い世代から高齢の世代まで幅広い方たちに好まれています。
なかには築100年以上経過した古民家もあり、日本の伝統的な工法や味を楽しめるでしょう。
少し前までは新築ブームでしたが、最近はあえて古民家を選び、自分の好きなようにリフォーム、リノベーションして引っ越しする方が増えています。
続き間などの広々とした間取り
畳の部屋をいくつかつなげて、広々とした空間をつくれるのもメリットです。
田舎の実家で親族が集まったとき、続き間で食事をしたり会話をしたりした経験がありませんか?
昔は今と違い親族同士の付き合いも多く、冠婚葬祭も自宅で実施することが多かったのです。
そのため広々とした空間で暮らせるのが、古民家暮らしの大きな魅力といえます。
自然素材で建てられている
昔の住宅は、一般的に木材など自然の素材を使って建てられています。
現代の住宅には当たり前に使用されるビニールクロスやクッションフロアなどはなく、ほとんどが自然素材中心です。
今では「希少」と呼ばれる木材を使用した古民家もあり、売却する価値は十分にあるでしょう。
化学物質が原因で起こるシックハウス症候群の心配も少なく、家族みんなが健康的な暮らしを送れます。
自然たっぷりの体に優しい立地
古民家の多くは、都心部のような住宅密集地ではなく敷地の広い田舎に建てられます。
海が近くにあったり、山や森の多い場所だったり、豊かな自然を感じられるのが魅力です。
また敷地面積もたっぷりある古民家が多く、広々とした庭をつくり、バーベキューやボール遊び、プールなどを楽しめます。
犬を飼っている方なら、庭にドッグランをつくるのも夢ではありません。
気軽にアウトドアを楽しめ、都会の喧騒を感じることなくスローライフを送れるのも、古民家の持つ価値ですね。
耐久性に優れている
意外と思うかもしれませんが、古民家は耐久性にも優れています。
昔の大工さんは、釘を使わずすべて木材を使った軸組工法で住宅を建てていました。
そのため、築年数が経過していても現代の住宅より耐久性に優れています。
築50年や100年経過した住宅にもかかわらず、朽ち果てず存在しているのは、宮大工がつくるような頑丈なつくりだからです。
ただしすべての古民家が耐久性に優れているというわけではないので、注意しましょう。
夏は涼しく過ごせる
古民家の持つ魅力として、夏は涼しく過ごせるという点が挙げられます。
木材は熱伝導率が低く、温度調節の機能があるため外気の影響を受けにくい素材です。
そのため真夏でも快適に過ごせ、立地や構造によってはエアコンなどの空調が不要になることもあります。
近年の日本の夏はとても暑く、エアコンは必須の家電です。
しかし一日中稼働していると、電気代や体への影響が気になりますよね。
空調をまったく使わない、というのは難しいかもしれませんが、自然風で十分快適に過ごせる古民家があるのも事実です。
古民家専用のサイトも増えている
最近の古民家ブームにともない、全国各地の古民家の売却や賃貸情報を紹介する専門サイトも増えています。
利用者も増え続けていることからも、古民家の人気ぶりが伺えますね。
住居として古民家を求める方だけでなく、投資商品として古民家を選ぶ投資家も利用しています。
まとめ
この記事では古民家の売却をテーマに、古民家の持つ価値や魅力、ブームになっている理由をお伝えしました。
古民家ブームがこれからも続いていけば、古民家を求めるオーナーや移住者は今後も増えていくことが予想されます。
そのため売却予定の不動産が古民家の場合、思っていた以上の価値を期待できるかもしれません。
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