ゴミ屋敷は売却できる?放置するリスクと資産価値への影響
実家を売却したいけれど、「ゴミ屋敷で悩んでいる…」という方はいませんか?
不用品やゴミなどであふれかえっている家をゴミ屋敷と呼びますが、放置するとさまざまなリスクや不安がともない、資産価値にも影響します。
ではゴミ屋敷は売却できないのでしょうか?
この記事では、ゴミ屋敷でもゴミを残したまま売却ができる可能性をテーマに、リスクや不安点、資産価値などをお伝えします。
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まずはゴミ屋敷を放置することで生じるリスクを見ていきましょう。
放火や火事につながる
ゴミ屋敷を放置すると、放火や火事のリスクが高くなります。
ゴミ屋敷に溜まるゴミは、不用品などの不燃ごみだけでなく段ボールや紙くずといった燃えやすいゴミも多いです。
燃えやすいものが敷地の外にはみ出していたり、人目に付きやすい場所に溜まっていたりすると、放火や火事につながるかもしれません。
とくに冬や春といった空気が乾燥する時期は、ちょっとした火の不始末で大火事になる恐れがあるので、より注意が必要です。
害獣や害虫が住みつくことも
ゴミ屋敷を売却せず放置すると、害獣や害虫が住みつくリスクも高まります。
ゴミや溜まった状態だと、猫やネズミといった動物が忍び込んでもわかりにくくなるのがデメリットです。
そのため「気づいたら猫やネズミが住みついていた」というケースもめずらしくなく、駆除に追われるリスクや不安が懸念されます。
害獣や害虫が発生すると、当然ですが糞などの臭いも発生するでしょう。
そのためゴミ屋敷の所有者のみならず、周辺住民への被害も心配です。
不用品やゴミの下、タンスなどは害獣や害虫が住みつきやすいので注意してください。
健康被害が懸念される
ゴミ屋敷に入居者がいる場合、不衛生な環境が原因で起こる食中毒や感染症にかかりやすくなります。
さまざまな要因で病原菌やウイルスが繁殖し、健康被害を招くからです。
また空気の入れ替えや換気も簡単にできないため、ホコリやカビによるアレルギーのリスクも高まります。
体の被害だけでなく心にも影響をおよぼすほか、場合によっては周辺住民の健康を害することもあるでしょう。
転倒やケガのリスクも高まる
ゴミや不用品を溜め込んでしまうと、足の踏み場がなくなり転倒やケガのリスクも高まります。
とくに高齢者の場合、小さな段差や凹凸で転んでしまうことがあるので、ゴミ屋敷の場合は非常に危険です。
またゴミが積みあがった状態で放置すると、地震などの揺れで崩れ落ちる可能性があります。
地震大国と呼ばれる日本において、自然災害はいつ起こるか予測できません。
万が一被害にあったあとでは遅いので、早めに売却などの手を打っておくのが得策です。
周辺の資産価値が下がる
ゴミ屋敷があるとその住宅のみならず、周辺にある土地の価値も下がってしまいます。
景観や住環境の悪化は、ゴミ屋敷そのものも価値だけでなく、近隣の資産価値にも影響をおよぼすのです。
当事者だけでなく、関係のない周辺住民にも迷惑をかけてしまうので、早期の適切な対処を心がけましょう
ゴミ屋敷売却における不安
ゴミ屋敷を売却するにあたり、多くの方が以下のような不安を抱えています。
●売れるはずない
●あの家を早くなんとかしないと…
●でも売却の仕方がわからない
一般的な住宅の売却と異なり、さまざまな不安を持つ方がとても多くいます。
結果放置され、状況がどんどん悪化するという悪循環に陥るケースも少なくありません。
ゴミは一般的に毎日排出されるものなので、1つ、また1つと増えていき「気づいたらゴミの山になっていた…」という事態になってしまうことも。
なかには相続後に手が付けられず、行政処分の対象となってしまった方もいます。
放置されたゴミ屋敷は、固定資産税の未納や滞納も多く、行政機関も頭を悩ませているのだそうです。
そのような不安の多いゴミ屋敷ですが、適切な手続きをおこなえば売却できる可能性があります。
売れるはずないと思っていた不動産が、思わぬかたちで売却できたら不安が解消され、肩の荷もおりそうです。
ゴミ屋敷は売却できるほど価値があるのか?
ゴミ屋敷を売却するにあたり、多くの方が気になるのが「売却できるほど価値があるのか?」という点かと思います。
また「本当に売却できるのかな?」と不安になる方も多いでしょう。
たとえゴミ屋敷であっても状態によって資産価値があるため、売却がまったくできないというわけではありません。
ではゴミ屋敷を売却するためには、どのような方法で実践すればいいのでしょうか?
ゴミを残したまま売却
まず1つ目はゴミを残したまま売却する方法です。
ゴミを捨てたり掃除したりせず買い取り業者に依頼し、そのまま買い取ってもらいます。
ゴミ屋敷に溜まったゴミが多すぎるあまり、処分費用が膨大になり、自分ではとても処理できないという方もいるのでは?
現状のまま買い取ってくれる業者は、その後リフォームやリノベーションをおこない転売するのが目的です。
ただし買い取り価格は安く、状態や立地によっては買い取り不可の可能性もあるので注意してください。
この方法はゴミ屋敷におけるもっとも簡単な売却方法なので、「安くてもいいから早く手放したい」「ゴミを残したまま処分したい」という方におすすめです。
ゴミを残したまま売却する場合は、「不動産の価値×60%~80%-ゴミの処分費」が相場となります。
ゴミを捨ててから売却
溜まったゴミを捨てる余裕がある場合は、処分してからの売却を検討してみてください。
ゴミを残したまま売却するより手間がかかりますが、そのぶん高く見積もってもらえるかもしれません。
自分で処分すれば売却時のコストも削減できるでしょう。
処分してから売却する場合、「不動産の価値×60%~80%」が相場です。
ゴミ屋敷を売却する際はここに注意しよう!
ゴミ屋敷は一般的な住宅と比べてイレギュラーな契約となるので、いくつかの注意点があります。
「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないよう、以下の注意点をおさえておきましょう。
●ゴミの処分費も含まれる
先述した通り、ゴミ屋敷をそのまま売却する場合はゴミの処分費も含まれます。
ゴミの処分費は一律ではなく、不動産会社や処分業者によって異なり、依頼するところによっては高額になるケースも。
物件の価値からゴミの処分費がマイナスされるので、赤字になる可能性もあります。
手間や労力はかかりませんが、そのぶん手元に残るお金が目減りするということをおさえておきましょう。
●価値を低く見積もられる
一般的にゴミ屋敷というだけで価値が下がってしまいます。
1度ゴミ屋敷になってしまうと、ゴミを処分しても臭いが染みついていたり、建物の劣化が激しかったりするからです。
売却してもそのあとの買い手を見つけるのが難しく、高く見積もってもらうのは難しいかもしれません。
一般的な取引より資産価値が下がる可能性が高いのも、注意点の1つです。
価値をなるべく落とさずに売却するためには、ゴミ屋敷になる前に、掃除や換気を徹底するなどの対策をおこなってください。
まとめ
この記事ではゴミ屋敷の売却をテーマに、放置するリスクや不安、資産価値についてお伝えしました。
ゴミ屋敷を放置するとさまざまなリスクや不安が生じるため、不要なら早めの売却がおすすめです。
状態や業者によってはゴミを残したままの売却が可能なので、ぜひ検討してみてください。
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