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一戸建てを高く売ろう!売却時に外壁塗装するメリットとデメリット

不動産のこと

福田 善行

筆者 福田 善行

不動産キャリア17年

【不動産】家を売るとき買うときはFReeYへ!

一戸建てを高く売ろう!売却時に外壁塗装するメリットとデメリット

不動産を売却する際、見た目の美しさや第一印象がポイントです。
そのため場合によっては外壁塗装を検討するといいでしょう。
では外壁塗装はどのくらいの費用がかかるのでしょうか?
メリットとデメリットを含めて見ていくので、不動産売却を検討中の方はぜひご覧ください。

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売却における外壁塗装のメリットは?

売却における外壁塗装のメリットは?

まずは売却する前に外壁塗装するメリットを見ていきましょう。

見た目が美しくなる

外壁塗装のメリットは、見た目が美しくなるところです。
築年数が経過した中古住宅の場合、外壁の塗装がはげてしまったり、コケが生えたり、見た目の印象が悪くなってしまいます。
価格や立地などの条件が合っても、外観の画像が古すぎるという理由で内覧してもらえないケースがあり、それほど見た目の印象は大切といえるでしょう。
また、外壁の劣化は築年数の経過を顕著に表してしまいます。
築年数を感じさせない見た目にするには、外壁塗装がおすすめです。

第一印象も良くなる

外壁塗装のメリットとして、第一印象が良くなるという点も挙げられます。
外壁は建物の第一印象を決める大切な部分です。
物件の内覧時、現地に到着した瞬間「キレイな外観!」と思われるのと、「思っていたより古い…」と思われるのはどちらがいいでしょうか?
売却する側も購入する側も前者の方がもちろんいいですよね。
外観の美しさは第一印象に大きな影響を与えるので、汚れや劣化がひどい場合は、売却前に塗装しておくのがおすすめです。
またレインズや不動産のポータルサイトに掲載する際、一般的に外観の写真がメイン画像として登録されます。
一覧でチェックしたとき、キレイな外観の方がアクセスされやすく、成約につながる可能性がアップするかもしれません。

流行の色や雰囲気に仕上げられる

流行の色や雰囲気にできるのもメリットです。
色や雰囲気は売り主で決められるので、西海岸風やヴィンテージ風、モダンなど、流行に合わせた外観に仕上げられます。
ファッションや髪型のように住宅にも流行り廃りがあるため、どのようなテイストが流行しているのか、あらかじめリサーチしておくのがポイントです。

購入後のリフォームが不要

売却前に外壁塗装をしておけば、買い主は購入後に外壁をリフォームする必要がありません。
中古住宅の購入時は多くの場合で外壁のリフォームが必要です。
外壁塗装してあれば買い主側はそのぶんコストをおさえられ、スムーズな売却が見込めるでしょう。

ほかの物件と差別化できる

同等の築年数が経過した物件と差別化できるのもメリットです。
場所が近ければ同じ日に内覧することが多く、外壁塗装していない物件に比べて好印象を持ってもらえます。

売却時に外壁塗装するデメリット

売却時に外壁塗装するデメリット

次に売却時に外壁塗装するデメリットを見ていきましょう。

費用がかかる

外壁塗装のデメリットは、費用がかかるという点です。
住宅の大きさや使用する塗料によって異なりますが、一般的な一戸建てで100万円前後かかります。
外壁のリフォームは足場の設置など、さまざまな手間が発生するため、室内の簡単なリフォームに比べて費用が高くなるのです。
不動産の売却には税金など多くのコストがかかるため、外壁塗装の費用が大きな負担となってしまうかもしれません。

ベストな状態で内覧客をむかえられない

外壁塗装をおこなっているなかでも内覧は可能です。
しかし外壁塗装中は足場が組んであったり、庭や駐車場に道具が置いてあったりするので、見た目の印象が悪くなるかもしれません。
日当たりや風通しにも影響が出てしまい、ベストな状態でむかえいれられないのがデメリットです。
購入の条件として、日当たりや風通しを重視する方はとても多くいます。
外壁塗装しているなかでの内覧は可能ではあるものの、物件の良さをアピールしにくくなるということをおさえておきましょう。

売り出し価格に上乗せするのは難しい

先ほど外壁塗装には費用がかかるとお話ししましたが、売り主のなかには「かかった費用を売り出し価格に上乗せしよう」と考える方もいます。
しかし上乗せするのは実際のところ難しいでしょう。
たとえば同じ築年数で外壁塗装された物件としていない物件があり、塗装済みの方が100万円高かった場合、価格の安い物件が選ばれてしまうかもしれません。
中古物件の購入にあたり、多くの買い主が重視するのは、価格の安さや自分好みにリノベーションやカスタマイズできるかという点です。
そのため外壁塗装の有無を重視している方は少ないといえます。
外壁塗装はキレイな見た目をアピールし、付加価値をつけるために実施するものなので、売り主側が負担するコストとして含めておくのが得策です。

買い主の好みに合わない場合も

買い主の好みに合わないケースがあるというのもデメリットです。
塗装の色やデザインを流行に合わせられるのがメリットですが、万人受けするとは限りません。
そのため場合によっては流行にとらわれない、シンプルな仕上がりを検討するのも1つの手です。

売却時における外壁塗装の費用

売却時における外壁塗装の費用

では売却時に外壁塗装をおこなう際、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?

坪数ごとに塗装面積と費用が変わる

外壁塗装の費用は、建物の坪数(階数すべての床面積を合わせたもの)や塗装面積で変わります。

●10坪(40平方メートル):約20万円から30万円
●20坪(79平方メートル):約30万円から60万円
●30坪(119平方メートル):約60万円から100万円
●40坪(158平方メートル):約80万円から120万円
●50坪(198平方メートル):約100万円から150万円
●60坪(238平方メートル):約130万円から200万円
●70坪(277平方メートル):約150万円から230万円


坪数が多いほど塗装面積も広くなるので、費用は高額になります。
一般的な30坪の戸建ての場合、約60万円から100万円が目安の費用となるので、売却時のコストとしておさえておきましょう。
また、上記はあくまでも外壁塗装のみの費用です。
屋根を含めると80万円から130万円が目安なので、費用はもっと高くなります。
外壁だけ塗装すると屋根の劣化具合が目立ってしまいそうな場合は、屋根のリフォームも一緒におこなうといいでしょう。

塗料によっても費用が異なる

使用する塗料によっても、費用が異なります。
塗料別の費用目安(30坪の戸建て)は、以下の通りです。

●アクリル:約20万円
●ウレタン:約25万円
●ラジカル:約30万円
●フッ素:約45万円


塗料のグレードが高くなるにつれて、単価もアップします。
グレードの高い塗料は導入費用が割高になりますが、そのぶん長持ちするのが特徴です。
その一方で価格の安さ重視で塗料を選ぶと、劣化が早くなるというデメリットが懸念されます。

発生するのは塗装費用だけではない

売却時に外壁塗装を実施する際、発生するのは塗装費用だけではありません。
一般的に以下のような費用がかかるので、塗装代とは別に準備しておきます。

●足場代:約80,000円
●養生代:約40,000円
●高圧洗浄代:約35,000円
●飛散防止ネット代:約12,000円
●ゴミの処理代:約20,000円


上記の費用は業者によって異なるので、複数社に見積もりを取ってみるのがおすすめです。
なかには「工事費一式〇円」という表記で見積もりが出されることがあり、内容がわかりにくいケースもあります。
外壁塗装の費用は素人には理解しにくい部分があるので、不明点があれば遠慮せず質問してみてください。

まとめ

外壁は室内と異なり、経年劣化が顕著にあらわれる場所です。
外壁塗装で見た目を美しくすれば、スムーズかつ高額売却につながるかもしれません。
不動産売却を検討中の方は、ぜひ外壁塗装を検討してみてください。

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