マンション売却で壁紙の貼り替えは必要?不要なケースと費用相場は?
マンション売却の手続きをすすめるなかで、「壁紙を変えた方がいいのかな?」と悩んでいませんか?
壁紙を変えれば見た目の印象は良くなりますが、必要なケースとそうでないケースがあります。
ではどのような場合、貼り替えすべきなのでしょうか?
この記事ではマンション売却における壁紙をテーマに、貼り替えが必要なケースやおおよその費用をお伝えします。
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弊社へのお問い合わせはこちらマンション売却で壁紙を貼り替える必要性について
まずはマンション売却で壁紙を貼り替える必要性について、詳しく見ていきましょう。
そもそも壁紙を貼り替えると、どのようなメリットが生じるのでしょうか?
部屋がキレイに見える
部屋がキレイに見えるため、内覧者に良い印象を与えられます。
壁紙が新しいだけで部屋全体が明るく見え、新築のような見た目に近づけるからです。
写真写りも良くなるので、ポータルサイトからの問い合わせも増え、成約につながる可能性も高くなります。
また実際に内覧する際、床や天井、設備などが古くてもキレイに見せることが可能です。
マンションに限らず、不動産売却では第一印象が大切です。
買い主はチラシやホームページの情報を見てから内覧することが多いので、期待以上の状態を見せられるよう心がけてください。
買い主からの印象も良くなる
マンション売却の際、成約率を高めるためには、買い主に良い印象を与えることがポイントです。
売り主の対応や印象が良ければ、そのぶん早期の売却が見込めます。
買い主からの信頼を得る方法として、メンテナンスや修繕の仕方が挙げられます。
必要な修繕がしっかりおこなわれていれば、売り主への信頼感も高まり、買い主からの印象も良くなるでしょう。
このように壁紙の貼り替えをおこなうと、売り主にとってさまざまなメリットがあります。
劣化が目立つところや、極端に汚れている場所がある場合、見た目の印象を良くするために修繕を実施するケースも多いです。
しかしなかには、修繕しない方が早期の売却が見込める場合があります。
築年数が経過している場合は無理に貼り替えなくて良い
築30年以上が経過しているマンションの場合、部屋のなかのキレイさを求める人は少ないと言えます。
安さ重視で購入する人が多く、自分好みにリノベーションやリフォームして住む人も多いでしょう。
そのため壁紙がキレイなことより、劣化や汚れがひどくでも、価格の安さを重視しているのです。
そもそも築30年以上が経過していれば、壁紙だけでなく天井や床、建具や設備など、さまざまなところが劣化します。
それを承知のうえで購入するので、貼り替えしてそのぶん価格が高いマンションより、そのままの状態で安い物件の方が選ばれやすいでしょう。
貼り替えることでさまざまなメリットが生じますが、築年数が経過した古いマンションの場合、無理に修繕せず、価格をおさえた状態で売却するのがおすすめです。
マンションの売却前に壁紙の貼り替えを検討すべきケース
次にマンションの売却前に、壁紙の貼り替えを検討すべきケースを見ていきます。
築浅の場合
築5年や10年未満など築浅のマンションを売却する場合、壁紙の貼り替えを検討すべきと言えます。
築浅を条件にしてマイホームを探している人は、中古でもキレイな物件を探しているからです。
築5年や10年未満の場合、一般的に壁紙の劣化や汚れは少ないため、キレイな室内を期待して内覧する人も多くいます。
期待しているぶん劣化や汚れがあると購買意欲が低くなり、成約に至らない可能性もあるでしょう。
また築浅の中古物件を求める人の多くは、入居後すぐに住むことを希望しています。
修繕やリフォームをおこなわない前提でマイホーム探しをおこなうので、壁紙の貼り替え自体を嫌がるケースも少なくありません。
そのため築年数のわりに劣化や汚れが目立つ場合は、売却前に貼り替えを検討してみてください。
ただし劣化や汚れがほとんどなく、新築当時とあまり変わらない場合は無理に貼り替えなくてもOKです。
喫煙による黄ばみや汚れがある場合
喫煙による黄ばみや汚れがある場合も、貼り替えが必要と言えます。
タバコを吸わない人から見ると、部屋に入った瞬間に臭いで喫煙者がいたかどうかわかるそうです。
普段喫煙する人にはわかりにくいですが、タバコの臭いは部屋中に染みついています。
当然壁紙にも臭いが残り、白系の壁紙は黄ばみや汚れが目立ってしまうことも多いでしょう。
長年喫煙していた物件は資産価値が下がるとも言われ、売却価格にも影響をおよぼす可能性があります。
そのため黄ばみや汚れが目立つ場合は、壁紙の貼り替えがおすすめです。
また壁紙を貼り替えたあとも臭いが残るケースがあります。
その際は消臭クリーニングを検討するといいでしょう。
対策しても売却できない場合は、喫煙する人や、タバコの臭いがする部屋でもいいと言う買い主を探すのが現実的です。
落書きがある場合
壁紙に落書きがある場合も、貼り替えを検討すべきケースです。
お子さまが書いた落書きはほほえましく思えますが、すべての人がそう思うとは限りません。
洗剤などを使っても落とせないときは、貼り替えがおすすめです。
マンション売却で壁紙を貼り替える場合にかかる費用
最後にマンションの壁紙を売却前に補修する場合、どのくらいの費用がかかるのかを見ていきます。
居室の場合
リビングや寝室などの居室は、一般的に以下の費用が目安です。
●6帖:40,000円から50,000円以上
●8帖:55,000円から60,000円以上
●10帖:70,000円から100,000円以上
●12帖:100,000円から150,000円以上
一般的なリビングの場合、全面貼り替えると70,000円以上の費用がかかります。
キッチンやトイレなどの水回り
キッチンやトイレ、洗面所といった水回りの場合、40,000円から50,000円が費用の目安です。
水回りは居室用の壁紙ではなく、厚手の防水タイプを使用します。
そのため広さは居室よりせまくなりますが、費用は割高になるでしょう。
消臭機能や抗菌機能、防汚仕様など高品質なものを選ぶ際は、予算オーバーにならないよう注意してください。
部分的な貼り替え
部分的に貼り替えする場合の目安は、以下の通りです。
●浮いているところを補修:3,000円から15,000円
●つなぎ目が目立っている場合:5,000円から12,000円
●穴や破れの補修:15,000円から25,000円
浮や破れなど、状態によって費用が異なります。
ピンポイントで補修するケースもありますし、補修したいところの周辺を貼り替えることもあるでしょう。
業者や職人によってやり方が異なるので、費用もそのぶん前後します。
一室全体
マンションの一室全体を貼り替える場合、2LDKや3LDKの広さで50万円から60万円が目安です。
この金額にもともと貼ってあった壁紙の処分費用や、出張費が加算されることがあります。
居室や水回りのみより高額になるので、貼り替えなくてもよさそうなところはそのままにしておくのもおすすめです。
このように修繕の仕方によって費用は異なります。
上記の費用はあくまでも目安としておさえておいてください。
使用する壁紙のグレードや依頼する業者によっても異なるので、複数社へ見積もりを依頼し、費用を比較してみてもいいですね。
また壁紙も迷ってしまうくらいさまざまなデザインがあります。
ビニールクロスの使用が一般的ですが、塗り壁など特殊なタイプを選ぶと、そのぶん費用も高くなります。
まとめ
この記事ではマンション売却における壁紙の貼り替え・補修の効果をテーマに、必要なケースやおおよその費用を見ていきました。
貼り替えるか否かは、壁紙の状況や築年数に応じて決めるのが得策です。
今回ご紹介した内容を参考にしていただき、マンション売却を成功させてください。
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