オープンハウス成功のポイントはこれ！集客方法や準備のコツを知ろう！

実家やマイホームを売却するにあたり、オープンハウスを検討する人も多くいます。
チラシやホームページで集客するより成約率がアップするのが大きなメリットです。
ではオープンハウスを成功させるためには、どのようなポイントをおさえておけばいいのでしょうか？
この記事では売却の手法の1つ、オープンハウスを成功させるポイントやコツ、主客方法や準備についてお伝えします。

オープンハウスを成功させる集客のポイント

まずはオープンハウスを成功させる集客のポイントを見ていきましょう。
集客方法は不動産会社やどのように売るかによって異なりますが、一般的には以下の方法でおこないます。

チラシ配り

成功するための集客方法としてまず挙げられるのが、チラシ配りです。
オープンハウスを実施することや日時、開催時間を記載したチラシをつくり、周辺の住民に告知します。
チラシの作成は不動産会社でおこなったり、印刷業者に依頼したりするのが一般的です。
できあがったチラシは担当者が直接ポスティングするか、売り主でおこなうこともあります。
周辺に大規模な賃貸マンションがある場合や賃貸アパートが多い場合、効率的にチラシ配りができるでしょう。

既存客へ伝える

既存客へオープンハウスを開催することを伝えるのも、成功のポイントです。
不動産会社がかかえているお客さんのなかで、物件がまだ決まっていない人や興味がありそうな人をピックアップし、連絡してもらいます。
立地や間取り、価格など探している条件に近いお客さんがいれば、成約につながるかもしれません。
条件が少し合わないお客さんでも、実物を見たら気に入ってくれる可能性があるのでできるだけ多くの人に告知しておくのがおすすめです。

折り込みチラシを利用する

チラシ制作の会社に、折り込みチラシの作成から配付までをお願いすることも可能です。
費用がかかりますが、作成から印刷、配付までを一貫して依頼でき、集客の手間をはぶけます。
浮いた時間をほかの準備に充当できるのが、折り込みチラシを利用するポイントです。
しかし最近はインターネットの普及により、折り込みチラシを見ない人や断っている人も多くいます。
若い人ほど新聞や折り込みチラシを見ない傾向にあるので、ターゲットを絞るときは注意してください。

幟や看板でアピール

集客方法として、幟や看板を使うことも挙げられます。
幟や看板で大々的に告知すれば、周辺の住民だけでなく通りかかった人にもアピールすることが可能です。
チラシを見ていない人が散歩中にたまたま通りかかり、内覧して成約に至ったケースも実際にあります。
そのためオープンハウス当日は、目に付くところ（通行人や車の妨げにならない場所）に幟や看板を設置しましょう。
このようにオープンハウスにはさまざまな集客方法があります。
一戸建てなのかマンションなのか、ターゲットや売却の目的など、適した方法を選んでください。
また複数の方法を組み合わせてもいいでしょう。

オープンハウスの準備とは？成功のためのポイント

次に売却を成功させるための、オープンハウスの準備ポイントを見ていきます。

日程や開催時間を決める

はじめにおこなう準備は、日程や時間を決めることです。
一般的には集客しやすい土日に開催しますが、物件の立地や売却時期によっては平日も視野に入れます。
また居住中の場合、家族は外出しておくのがポイントです。
当日は不動産会社のスタッフもしくは売り主が立ち会い、内覧対応をおこないましょう。
もし家族がいるなかでオープンハウスを実施した場合、生活感が出てしまったり、買い主がゆっくり内覧できなかったりするのがデメリットです。
売却を成功させるためにも、当日はできるだけ外出してもらってください。

部屋を整えておく

日程や開催時間を決めたら、次の準備は部屋を整えることです。
不用品やゴミは捨て、掃除をおこないます。
当日にバタバタしないよう、オープンハウスに向けて少しずつキレイにしていくのがおすすめです。
以下の場所はとくにしっかり掃除し、整えておきましょう。

●玄関：家の顔とも呼ばれる玄関は掃き掃除と換気をおこなう
●水回り：劣化が顕著に現れるキッチンやトイレは、水垢やカビを取りのぞいておく
●リビング：第一印象を決める場所なので、掃き掃除と拭き掃除をおこない、カーテンやシャッターは開けておく
●子ども部屋：落書きがある場合は落としておき、おもちゃなどはしまっておく

オープンハウスを成功させるポイントは、「とにかく生活感を出さず、キレイな印象を与える」という点です。
そのため室内がキレイでものが少ない、新築の内覧のような雰囲気をできるだけ演出してください。
しかし居住中の場合は、家具や家電など動かせないものも多いかと思います。
少しでも室内をキレイに見せるため、家具や家電も拭き掃除をおこなうなど、清潔な印象を与えることがポイントです。

オープンハウスを成功させるポイントとコツ

最後にオープンハウスを成功させるポイントとコツを見ていきましょう。

換気や消臭をおこなう

居住中なら生活臭を、空き家ならカビの臭いを軽減させるため、当日は窓やドアを開けて換気をおこないます。
空気の入れ替えをしっかりおこない、トイレやクローゼットなど臭いがこもりやすい場所は消臭剤を置くのもポイントです。
またペットを飼っている場合、知らないあいだに壁や床に臭いが染みついてしまいます。
消臭剤では完全に消せないこともあるので、時間とお金に余裕があるならクロスや床の貼り替えをおこなっておくのもコツです。

照明はすべて付けておく

明るい印象を与え、室内を見やすくするために照明はすべて付けておきます。
すみずみまでじっくり見てもらい、物件の良さをアピールするのが成功のポイントです。
電球が切れている場合は交換しておきましょう。

室内をモデルハウスのようにデコレーションする

玄関に花を飾ったり、洗剤のボトルをオシャレなものに交換したり、モデルハウスのようにデコレーションします。
インテリアコーディネーターになった気分で、室内をオシャレに仕上げるのも意外に楽しいものです。
部屋に入った瞬間「ステキだな」と思ってもらえるような空間をつくってみてください。

駐車場を確保しておく

オープンハウス当日は、車で来場するお客さんも多いかと思います。
そのためできる限り多くの車が停められるよう、駐車場を確保しておくのがコツです。
駐車場がないと車を停められず、路上駐車した状態で内覧することになります。
ゆっくり見られませんし、近隣の住民から苦情が来る可能性もあるので、あらかじめ利用できる駐車場を確保しておきましょう。

終了後にアンケートを書いてもらう

内覧終了後にアンケートを書いてもらうのも、成功のコツです。
良かったところや悪かったところなど、物件に対しどのような印象を持ったかを記載してもらいます。
アンケートなので厳しい声もありますが、お客さんの生の意見が聞け、改善すべきところを把握できるのがポイントです。
アンケートを書いてくれたお客さんが買い主にならなくても、現状として受け止め改善していけば、成約への道が近くなるのではないでしょうか？

まとめ

この記事では売却の手法の1つであるオープンハウスにスポットを当て、成功させるためのポイントや集客方法、準備のコツをお伝えしました。
オープンハウスは物件の良さをアピールでき、早期の売却や成約率アップにつながります。
今回ご紹介した内容を参考にしていただき、売却をぜひ成功させましょう。