不動産売却時の担当者の選び方とは?見極めポイントについて解説

不動産のこと

福田 善行

筆者 福田 善行

不動産キャリア17年

【不動産】家を売るとき買うときはFReeYへ!

不動産売却時の担当者の選び方とは?見極めポイントについて解説

土地や家を売ろうとするとき、いくら評判の良い不動産会社であっても、担当者によって物件の売却価格や成約率は変わってきます。
売主としてはなるべく良い方に担当してもらいたいわけですが、どういった選び方をすれば良いのかは分からないものです。
では不動産会社の担当者とはどのような存在であるのか、またそれを見極めるポイントなどについて解説していきます。

不動産売却の担当者とはどういった存在なのかといった視点からの選び方

不動産売却の担当者とはどういった存在なのかといった視点からの選び方

家などの不動産を売却する際は、まず契約する不動産会社を探すところから始めますが、そのときホームページなどで情報収集をして最終的にどこにするのかを決めます。
そして不動産会社が決まれば、次は所有する物件の査定といった流れとなり、多くの場合ここで初めて営業の担当者と顔を合わせるわけです。
つまり担当者に関しては、こちらが情報収集をするといった選び方でないため、それが自分が求めている人物ではない可能性もあるのです。
家の売買において重要となるのはその物件の情報であり、今ではネットで簡単に検索できるため、その情報量は会社の大きさに関係なくどこもほぼ同じとなります。
つまり売却に関して不動産会社各社にはそれほど大きな違いはなく、どこで差が出るのかと言えば、それは担当してくれる方の力量に表れてくるのです。
そして契約から引き渡しまですべての業務が完了するまでは数か月かかり、その間は基本的に1人の同じ方が関わってくれるわけです。
つまり担当者とは、売主としては取引の窓口とも言える存在であり、直接売却に響いてくるため、その見極めや選び方は重要なポイントとなってきます。
営業担当の仕事は多岐にわたり、依頼を受けて最初におこなうのが物件の調査で、現地へ行ったり、法務局や役所で資料を閲覧したりします。
その調査を基に物件の査定をおこない、売主に販売促進計画を提案して、その後その計画に沿った販売活動をおこなっていくわけです。
買主が決まれば売主との間に入り、こまかな条件についての摺り合わせをおこない、重要事項説明後に売買契約を結び、決済・引き渡しとなります。
これらすべての業務を1人でおこなってくれるため、売主としてはその担当者によって、売買が成功するかどうかが決まると言っても過言ではありません。
このように担当者は、さまざまな場面で重要な役割を果たしていくわけで、そこには専門的な知識だけでなく、コミュニケーション能力も求められます。
また通常は売主と買主が直接あってのやり取りはなく、担当者が仲介人となり交渉するため、買主への対応も重要なポイントとなり、ここにも担当者の技量が問われるわけです。
不動産取引は1人の担当者が基本的にはすべてを取り仕切るため、その会社の能力も必要ですが、それ以上に担当者の能力の重要性のほうが高いのです。

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不動産売却での担当者の選び方においてその見極めのポイントとは

不動産売却での担当者の選び方においてその見極めのポイントとは

不動産売却時の担当者は一般的には売主が指定するものではなく、不動産会社が決めるため、ある意味そこには運が存在するとも言えます。
つまり、売主の要求や希望に応えられない担当者もいて、成約に大きく関係してくるのは間違いなく、なるべく早い段階での見極めが必要です。
ではその担当者の見極め方のポイントについていくつか見ていきますが、まずは査定額についての根拠を明確に説明できるかどうかといった点があります。
査定額はその後の売り出し価格に影響してくるもので、それが適正な価格でなければ、売主の利益が減ったり、逆に買い手が現れなかったりする事態になります。
周辺の相場や過去の取引例など、その査定額には必ず根拠がなければならず、それを明確に売主に説明できる方が理想なわけです。
ところが、物件の魅力ばかりを説明してくる担当者もいて、こういった方は利益優先の考え方だったり、契約の取り付けしか見ていなかったりする可能性があります。
売主や買主の希望を尊重するのではなく、自分の成果を第一に考えている担当者の場合、のちにトラブルが発生する恐れも充分に考えられるため注意が必要です。
物件のメリットだけでなく、デメリットについても理解できていて、それを売主や買主にきちんと説明できるかどうかも見極めのポイントとなるのです。
またスーパーマーケットや病院、学校などの物件周辺の情報や交通事情や治安など生活環境を熟知しているのも見極めの大きなポイントとなります。
その物件を購入する条件として商業施設が近いなどの利便性を求める買主は多いため、担当者にその地域に関しての質問をしてどの程度詳しいのかも確認しましょう。
ほかの見極めのポイントとして実績と資格があり、実績については売却した物件の数や過去に制作した販売図面などから推測できます。
資格については、有資格者であれば名刺にその資格が記載されていて、たとえば宅地建物取引士、ローンアドバイザー・ファイナンシャルプランナーなどがあります。

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不動産売却で人柄や相性での担当者の選び方

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家を売るためには、販売計画や販売活動などの作業を経て成約へとつなげていかねばならず、期間としては数日単位の話ではなく、数か月を要します。
この数か月間、担当者と連絡を取り合い、ときには打ち合わせや相談もしながら基本的には1対1の付き合いが続いていくわけです。
もちろんそこにはレスポンスの速さや実績などモノを売る営業マンとしての力量が求められ、それが成約や売却価格に大きく関係してきます。
そのため物件の魅力も大きな要素ですが、それでも質問に対しての答えに1週間以上かかったり、態度が横柄であったりすれば売主としては不信感が募っていくだけです。
会社で働く以上、数字や成績にこだわるのは優秀な社員の条件ではありますが、それだけではなく、やはり人間性や人柄などの人間としての魅力も必要と言えます。
そして数か月にわたって、言わばパートナーとして不動産の売却といった1つの目標に向かっていくのですから、そこには人間同士のコミュニケーションが重要となるわけです。
売主と営業担当といった立場以前に、人として尊敬できるかどうかといった点は意外と重要なポイントで、そこが欠如しているとどこかですれ違いが生じる心配もでてきます。
つまり担当してくれる方を選ぶときは、知識や実績、行動力などの営業スキルだけでなく、気遣いや心配りなどの人柄を見るのも必要です。
また人間には相性があり、これが悪いと互いに嫌な印象を持ったまま数か月にわたって付き合っていかなければいけません。
打ち合わせなどでもどこかぎくしゃくした感じになり、コミュニケーションもうまく取れず、売主の希望とは違う方向へいく可能性もあります。
もちろん人間性や人柄、相性などといったものは、わかるまである程度の時間を要しますが、なるべく早い段階で気付けるよう相手をよく観察することです。
ただ相手の欠点ばかりを探すのではなく、その相手との信頼関係を築けるよう売主側も努力する必要があり、どうしてもだめな場合のみ不動産会社に相談するのが良いでしょう。

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まとめ

不動産の売却は立地や間取り、売り出し価格などが購入希望者から見て価値あるものであれば売れる可能性が高くなります。
ただそれを販売するのは営業の担当者で、その力量によっても成約率は変わってくるのです。
売主としてしては、その力量を見極めることが試され、相性も含めてさまざまな面から判断してください。

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